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「地元の食でまちおこしをしたいんだけど、協力してもらえないでしょうか!?」この言葉から始まった今回のドルフィンカレーの話しを少々。大雪が降った午後、雪ハネでヘトヘトになっているところへ血相変えてやって来た、あの、いや、かの有名な「かじうち商店」のかじうち君が言った言葉だ。「・・・え?」「今度うちの商品が 行列のできる法律相談所 で紹介してもらえることになったので、ぜひお願いしたいことがあるんです!」「・・・ん? ・・・え!?」彼の興奮した顔は今でも忘れない。「いつもいつも食べているこのカレーをぜひ紹介したいんです。そして、地元の食で町興しができないかと考えているんです。」そう、何を隠そう、私はこのカレーを20年は食べ続けている。まさか毎日という事はないが、このホテルの1階にレストランとして入ったドルフィンもかれこれ20年が経つ。レストラン自体は30年を越える営業をしているが、私が知っているのは20年。だから20年は食べ続けられると保証できる。(あ、私はここのビジネスホテルの総支配人をしています。)「でしょう。頑固な こだわり や 旨い! というのは、逆に言えば当たり前の話しなんですが、これだけ地元の人に支えられて食べ続けられているのは、ただ旨いだけではないと思うんです。」さすが、旨い物を売っているだけあって、目の付け所が違う。もっと言って。もっと言って。「だからこのカレーをうちの商品を買ってくれたお客さんにプレゼントとして一緒に全国に送りたいんです!」夢のようなお伽話しに興奮をこらえ切れない中、そんなこんなで、今回ここに登場させていただく事になった「ドルフィンカレー」の紹介をさせて頂きたい。おっと、忘れる前に一つ「ドルフィンカレー」と言っても、別にイルカの肉が入っているワケではなく、レストラン「ドルフィン」で出しているカレーだから「ドルフィンカレー」と言います。くれぐれも。レストラン・ドルフィンのマスターという人は、その昔ギターを抱えて、アマチュア・フォークコンテスト荒らしとして、北海道内ではその名を馳せていたものだった。若い人は知らないであろうが、あの当時有名だったヤマハ主催のポプコンにも入賞、数々の賞を総ナメしていた。当時札幌には、あの「ふきのとう」達もいたものだった。が! とある事情により東京行きを断念することになったのであるが、当時を知る私にとってこの話は・・・その後、札幌でレストランを始めた彼は、その名前を「ドルフィン」とした。そう、ユーミンの「海を見ていた午後」に出てくる山手を代表するカフェレストラン「ドルフィン」から拝借したものなのだった。しかし、その想いを知る私にとってこの話しは・・・そして10年ほど月日が経ち、次なる新天地を求めた彼が選んだのは、他でもないココ「えにわ」だったのだ。「恵まれた庭」と書いて「恵庭」。当時、札幌近郊のベッドタウンとしてものすごい勢いで延びていた地域であった。でもその当時、ホテル付属のレストランがあのドルフィンになるなど、思いもしなかった。そして数年後、ココ「えにわ」でビジネスホテル「SG」を開業することになった私は、ふと札幌にあった「ドルフィン」に思いを寄せたのだ。が、無い! どこにも無い! 一体何処へ!あろうことか、物語はこれから地元になる街の散策していた時に起きた。
「ん?」「あのマークって?」「えっー!?」私は目を疑った。何でここに?そう、あの新天地を求めて出店していたレストラン ドルフィンに偶然、出会えたのだ。しかも同じ街で・・・。やはり恵庭という街には、そういう人を引きつける魅力がある街で、おのずと人が集まってくるのだろう。さっそく、扉を開け中へ。懐かしいマスターの顔、何年ぶりだろう、お互いシワの増えた顔を突き合わせはしたが、
すっかり若かかりし頃に戻っていた。そして「ホテルのレストランとして、お願いしたい」という問に二つ返事で、2号店ができることになったのである。本当の話し、私はこのカレーを二十年間食べ続けている生き証人なのだ。他にもたくさん旨いカレー屋はある。でも二十年食べ続けられるかというと、やってみなければわからない。でも、実際食べ続けた私が言うんだから嘘は言わないつもりだ。どんなもの、どんな人にも当然好き嫌いはあるから、誰が食べても絶対旨いとは言いません。でも春夏冬(飽きない)カレーのその歴史を語る味は、深く納得できるはずだ。「ごく当たり前の事ですよ」と言って照れ屋のマスターに軽くかわされてしまったが、「こだわり」はしっかりココにあった。●こだわりの地元食材●こだわりの4日間●そしてこだわりの秘伝のスパイス地元のおいしい野菜を使い、秘伝スパイスで丸2日間煮込み、丸2日間寝かせる。何とかここまでは聞き出せた。そんなカレーを取り上げてくれた「かじうち商店」には感謝しかありません。恵庭を食で盛り上げたいという、その意気込みにはただならぬものを感じます。ぜひ応援したいので、みなさんもよろしくお願いします。今回「かじうち商店」の「俺の海鮮丼」シリーズを買ってくれたお客さんにプレゼントとしてお付けするこの「ドルフィンカレー」は、実はしっかり売っています。お気に召された方は、是非お買い求め頂き、尚かつ以後20年間食べ続けてください。